4-16 追伸
追伸:特番「いま、会いにゆきます」を見て
泣きに泣いたのこは
衝動に駆られて
そんなような(個人的イメージ図のひとつ)作品を仕上げてみました。
バランスがちゃんとしてないのが痛いですが、スルーしてちょんまげwww
あの映画は
現にのこの廃れた“愛情”を見直させます。
そんな感情、もう疲れる、面倒だと完全に放棄していましたが
大切な感情なんだと
改めさせられる気がしました。
あれは本当は泣く映画じゃないんだろうとも思いました。
『希望』と『勇気』を確信させられるような
そんな感じの映画じゃないかと。
うんまぁ一個人の意見として。
−会った瞬間から惹かれ合う−
そんな人、いるかな。
相変わらず消極的に捉えるのこですが
恋愛についての気持ちがほんの少しだけ和らいだ気がします。
映画の力恐るべし。
まぁ私がそれだけ
影響されやすいって言う象徴でもあるんですけどね。
私にも、そんな時期はありました。
気づいたらその人の事を考えている
そんな時期がありました。
ああ、好きなんだな
って思えました。
しかし残念ながら
卒業アルバムにコメントも書いてもらわなかったし
ペンも何も持っていません。
接点無しですね。
今でも考えてしまう時がある
って言うことだけ
似てますね。
恋に臆病になったのも
恋に疲れたのも
恋を面倒臭く感じたのも
その人を好きになったからなんですけどね。
自分にまだまだ力も何も備わってなかったんでしょうね。
きっと今もそんな輝きすら失くなってしまっただろうけれど。
唯一その彼が
堅い殻に隠ってしまっている性格なので
私が何を言っても無駄だったんです。
そんな人だから余計に疲れたんですよね。
でも私は
無駄な抵抗を繰り返してでも
何も望みが無かったとしても
そんな彼が好きだったんです。
欲を言えば
今でも好きなんです。
そんな事を言ったって何の見返りもない。
こんな辛い片想いなら
いっそ消えて失くなってしまえばいい
そう言い聞かせて
抹消したつもりだった。
なのに
突然不意に現れる
彼がすごく苦しげで
気のせいでしょうけれど
冷酷な顔をした彼を見過ごせなかった。
側にいたいと思っても
何もできない。
抱きしめたいと思っても
何もできない。
そう、何もできない。
むしろ
何をしても
彼は受け付けてくれない。
そう思っているだけの事です。
何も行動できない。
拒まれるのが嫌だ。
何より彼に
「ごめん」
と言われたのが一番とらうまになったから。
振られた時に言われたものじゃなく、
日常生活の中で
『何かしたい』
と思ってやっている事なのに
『気を遣っている』
と勘違いしたのか知らないけれど
「ごめん」
とくる。
その言葉は深く強く心に傷を刻んだ。
今は
誰から言われる
「ごめん」
も
聞きたくない。
冗談の範囲内ならいい。
けれど、
私を気遣って
私を傷付けない様にと
「ごめん」
の言葉を用いられると
苦しくなる。
謝るなら元からそんな約束をしないでよ。
もう二度と
「ごめん」
なんて聞きたくない。
言いたくもない。
私が大切だと思っている人に
好きな人に
そう言われるのが一番辛い。
こんな些細な事で
のこの“愛”は廃れてしまったのですが
本人にとっては
すごく大事件な訳です。
惚れやすいのこだけど
あんなに
あんなに
好きだと感じる
こんなに
こんなに
大切にしたいと
想えた人は居ませんでした。
現在共学の短大ですが
そんな人とは一度も会ってません。
挫折したり
苛ついたり
嫌になったりするけど
その人の心の殻を
少しずつでも剥けていけたらと思ってます。
彼は別に出ようとしていなくても
私も厚い殻に被われているけども
一緒に外に出られたら―――